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日韓民主労働者連帯・訪韓団

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 日韓民主労働者連帯の訪韓が5月15日から19日の日程で今年も開催。ソウル、全州各地で日韓労働者の交流が行われた。南北融和ムードが高まる韓国だが、たくさんの課題を抱えていることを再認識した。


朴前大統領を弾劾に追い込んだ「キャンドル革命」。文政権が誕生してから、ちょうど一年になる。朝鮮民主主義人民共和国との融和ムードのなか支持率も上昇している。最低賃金の引き上げやセウォール号事件の再調査、朝鮮戦争終結に向けた韓朝会談など多くの公約を果たしてきた文政権だが課題もある。それは、(※1)ハン・サンギュン民主労総前委員長の釈放、(※2)全教組の法外労組指定撤回などだ。

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 私たちは、日本大使館前で行われる「従軍慰安婦問題の解決を求める水曜集会」に参加。私たちは「大雨が降るなかでも抗議の声を上げざるを得ない状況に追い込んでいる現状について日本人として謝罪し、早期解決に向け取り組む」とアピール。中学生、高校生を含む百人を越える参加者から大きな歓声が起きた。お金の問題だけではない。彼らは歴史を歪曲する日本政府に対して誠実な謝罪を求めている。歴史を歪曲し続けている日本政府の横暴を決して許してはならない。

 討論会では、介護労働者問題、キャンドル革命以後の状況について論議。また、全州にあるGM群山工場閉鎖問題では多国籍企業による横暴について議論し、労働者のグローバルな連帯を再認識。さらに、企業にとらわれない雇用について議論を進める必要があることも提起された。 



※1この訪韓の直後、ハン前委員長は本年5月21日に仮釈放され出所した。※2全国教職員労働組合(全教組)は朴前政権下で法外労組(法律上、労働組合とは認められない)とされた。



  【 くさり6月号より 】


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